國體の本義(二)前田慶一 現代語訳 中巻
現代語表記 国体の本義
万世一系の皇位
『國體の本義』万世一系の皇位 拙現代語訳
皇位は、永遠に系統の変わらぬ天皇の御位であり、しかも、ただ一系統の御位です。(万世一系の皇位)
皇位は、皇祖(天照大神)の御子孫であり、皇祖皇宗のお始めになった国を承け継ぎ、この国を泰平に穏やかに治めることを大御業(おおみわざ)とされる「すめらぎ」の御位です。天皇は皇祖と御一体となり、その大御心を現在にお示しになり、民をお慈しみになる天皇の御位なのです。
臣民は、現御神(あきつかみ)でいらっしゃる天皇を仰ぐことによって同時に天皇のご先祖である皇祖皇宗を敬い、その御恵の下に我が国の臣民となるのです。
このように、皇位は尊厳極まりない御位であり、永遠に揺ぎない国の大本なのです。 (天壌無窮の神勅・上巻参照)
高御座(たかみくら)にお即きである天皇が、万世一系の皇統より出でていることは肇国(国の始まり)の大本であり、神勅に明らかに示されているところです。
すなわち、天照大神の御子孫が、代々この御位にお即きになっていることは、永久に変わることのない大義なのです。
個人の集団をもって國家とする外国においては、
君主は智、徳、力を(価値の)判断基準にして、徳のある君主は、その位に即き、徳のない君主は、その位を去り、
あるいは、強制的に服従させる力によって支配者の地位に上り、権力を失って、その位を剥奪され、
あるいは、また、主権者である民衆の意のままに、その選挙によって決定される等、
もっぱら、人の仕業、人の力のみによって、これ(支配者)を定める結果となるのは、まさしく、止むを得ないところでありましょう。
そして、この徳や力のようなものは相対的なものですから、必然的に、権勢や利害に動かされて争闘を生じ、自ら革命の国柄(国の性質)をなすのです。
しかしながら、我が国においては、皇位は、万世一系の天皇によって受け継がれ、絶対に動くことがありません。ですから、このような皇位にお即きになっている天皇は、自然に御徳をお備えになっており、御位は神聖であるのです。
臣民が天皇にお仕えするのは、いわゆる、義務ではなく、また、力に服従することでもなく、やみがたき自然の心の現れであり、天皇に対し差し上げる、自然と出る深く敬い従う心なのです。
我らは、この皇統を引き継ぐ我が国の益々栄え行くことと、その外国に類例を見ない國體とを深くこころに刻むのです。
以上
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國體と國史は一つです。
カウンターは、一旦0に戻しました。割と古いので当然何千というアクセスがありました。有り難うございます。記事は大幅に加えてあります。
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